モリンガって何ですか?
モリンガの原産地は北インドです。灼熱の熱帯、亜熱帯の環境の中で育つ植物です。
一説によりますと紀元前2,500年前から発見されている非常に歴史のある植物です。
それから長い年月を掛けて、一部はアフリカへそして亜熱帯地方に伝わったと考えられます。但し、育つ環境(火山岩質・気温・湿度・日照など)から良い特性を持ったモリンガはフィリピン産に限定されているようです。
モリンガは、根っこに水部を溜め込み1年で4〜5m以上も伸びていき、葉を落としても次から次と芽を出し、幹を太くしていく生命力があります。
と、ここまではどのネットショップにも記述されています。肝心なのはここから先です。ここから先は我々にしか書けないことをお教えしますね。
セブ島で自生しているモリンガを収穫してさまざまな工程の後、最終的に微粉末化にしてもらいそれを原料を輸入しているのですが、言葉で書けば簡単ですがこのモリンガは大変厄介者らしいのです。それを生産者の方から教えてもらいました。
「先ず分かったことは自然乾燥では絶対に目指す品質は得られない、ということです。
理由はモリンガの異常な栄養成分の為の劣化というか傷みやすさでした。
自然乾燥ですと成分破壊を防ぐため日光に当てる訳にはいかず当然陰干しとなるわけですが、雨がよく降るのでこの間に多くの葉が乾燥以前に変色(つまり劣化)してしまします。
何と葉が発酵するというのです。山からの輸送中でもドンドン自然発熱して変質するらしく、途中企業秘密の手当てをしないと工場に着くころには全て使い物にならないそうです。発酵の原因を調べていくとお茶の葉に含まれる『豊富なアミノ酸』だということが分かりました。
モリンガはお茶の5倍以上もアミノ酸を含んでいますので発酵もすぐ起こってしまうのです。
「ただ重ねて置いておくだけで30分もしますと熱で湯気が出始めます。全く油断もすきもあったもんじゃありません。国内産としてネットなどに葉だけを広げて乾燥させる画像を見かけますが、分厚すぎてこれも発酵、変質、変色してしまいます。葉を吊るしても外側の葉は1日で落葉してしまいますし、内側の葉は落葉する前に発酵して葉が変色してしまいます。しかも天気の悪い時はソコソコ乾燥するのに5日以上はかかります。もつ訳がありません。」
実際問題、変色しても粉末にすると消費者には分かりませんからそのまま製造している可能性があります。何故かといいますと収穫できる量が足りないからです。
それとよくモリンガは茶として販売していますが、あれでは意味がありません。成分をお茶から摂るのではなく葉で摂らなければなりません。お茶は二の次、三の次です。
根を煮詰めてそこからある一定の成分を取り出すとか、濃縮したら話は別ですが、葉に熱湯を掛けてそこに栄養が多く残されるはずがないからです。
ビタミンやミネラルはほとんど失われてしまいます。
何をもってその特性を見出し、適切な製品開発をするということが大事なことなのです。我々はセブ島に豊富に生い茂る自生種モリンガを添加物や賦形剤など一切使用しない100%サプリメントとして市場に送り出します。
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