ダイエット表示に注意!2
根拠もないのにサプリメントを摂取するだけで痩せるかのような宣伝や広告をしている会社やネット販売が後を絶ちません。
先日も通信販売業「■■■サポート」という会社が景品表示法違反で、消費者庁から措置命令を受けました。この会社は関西ではお馴染みでラジオを聞いていると耳にタコが出来るくらいオンエアされています。その内容としては「キャルッツ1000」という商品を摂ると「取り過ぎたカロリーをなかったことに」や「カロリー制限も激しい運動もなしでダイエット」などと宣伝したのです。それを飲んだお客様からクレームが殺到し、インターネット上でも批判が相次いでいます。
この問題はこの会社ばかりではなくインターネットやチラシなどの媒体で販売されている多くのサプリメントはほとんどが嘘の体験談や効果・効能を掲載し、顧客を煽り欺いて販売しています。その中でも美容とダイエットは書いたもん勝ちのような風潮もあり、ばれたら修正をする、ほとぼりが冷めたころにまた記載を繰り返すことをしています。前項でも触れていますが、会社やお店は『売れば儲かる、儲かりさえすればいい』と考えているケースが多いのでお客様はよく調べてかお買い求めることをお勧め致します。■■に効くや治った、体験談が書かれているところからは買わないようにするべきです。それでもどうしてもその商品が欲しいと思ったら直接ここに書かれていることは本当ですか?証明や説明は出来るのかどうかお尋ねになっては如何でしょうか?
残念なことに我々のモリンガにもそのようないい加減な会社が少なくありません。その一つがやはりダイエット効果を謳っているモリンガ製品があるということです。しかもこういう手口は必ず共通点があります。それは“タレント”を使うという点です。実際は使って臨床実験をした訳でもないのに恰も「私が使ってこんなに痩せました♪」と使用前、使用後の画像を掲載します。しかし、これはモリンガを飲んだ結果として痩せた、という証拠はどこにもありませんし、我々も長年販売してきましたが、痩せたという方は一人もいません。
次にモリンガを摂ることで便やオナラの匂いが軽減されると公言している商品がありますが、これはまずは薬事法の前に大きな間違いを犯しています。
何故ならば“匂い”は大切なシグナルだからです。例えば大腸癌の初期症状として大便やオナラが異常に臭くなります。それはむしろ腐敗臭に近い匂いです。このように食べ物が変わった訳でもないのにオナラや便が変わることがあります。そもそも大便は臭く、汚い物という考え方が間違っているのです。むしろご自身の健康を保持するバロメーターとなり、その出る形、色、臭いの有無によって健康をチェックしなければなりません。
モリンガを体臭やダイエット目的で飲むことは危険です。というよりそういった効果はゼロですから騙されないようにして下さい。
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